ALCパネルについて・不燃材料で作られる外壁材の特徴を解説

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本記事では、不燃材料で作られている外壁材・ALCパネルの特徴やバリエーション、メリット・デメリット、メンテナンスの方法などを解説しています。

不燃材料から作られる火に強さを持つ外壁材「ALCパネル」をご存じでしょうか?この記事では、近年、注目されているALCパネルについて、その特徴やメンテナンス方法を中心に解説しています。現在、住宅の購入をお考えの方で、機能性の高い外壁材をお探しの方や、すでにALCパネルの住宅にお住まいの方は、ぜひ読んでみてください。

ALCパネルとは

ALCパネルは、ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete=軽量気泡コンクリート)をパネル状に加工したものです。ALCは、セメント、珪石、酸化カルシウムから作られます。ALCパネルには外壁用のほかに屋根用、間仕切り壁用などがあり、建築現場で広く利用されています。

ALCパネルの特徴

ALCパネルは、外壁や屋根材向けの特性を備えています。まず、火に強いこと。耐火性を備えており、耐火構造認定を受けています。ALCパネルには有害物質が全く含まれていません。シックハウスが問題になる中、有害な物質が全く含まれていない建材は、まさにこれからの建材の主役になる可能性も秘めています。使用部位に合わせて補強材を入れることで、必要な強度を確保できることもALCパネルの特長です。

ALCパネルのメリット

ALCパネルの特徴をざっとご紹介したところで、ALCパネルのメリットを挙げていきたいと思います。

優れた耐火性・防火性

不燃材料であるALCは耐火性、防火性に優れています。火に強いALCパネルは建材として理想的なのです。

高強度

ALCパネルの内部には、防さび加工を施したスチール金網や鉄筋マットが入れられています。これにより、外壁や屋根など、利用する部位に合わせてパネルを選ぶことが可能です。

安全

ALCパネルには、ホルムアルデヒドなどの人間に害を与える可能性のある物質が使われていないので、一般向けの戸建て住宅だけではなく、建築現場で幅広く利用されています。

軽量

軽い建材で住宅を建てれば、その住宅も軽くなるということ。軽い住宅は、それ自体の負担が少なく、地震の揺れにも強い傾向があります。建材が軽いと作業負担も少なくなるため、結果、工期短縮、コストの抑制につなげられます。

高い断熱性

ALCパネルは、高い断熱性を持ちます。ALCパネルの中にはたくさんの気泡が存在していて、これらの気泡により空気の層が確保されるため、熱を伝えにくい作りになっているのです。そのため、夏も冬も屋内環境を快適に保ちやすくなります。

ALCパネルのデメリット

メリットの多いALCパネル。しかし、デメリットも少しだけあります。

防水性能に弱さがある

内部にある気泡により断熱性能が保たれるALCパネルの構造は、「防水」という点では弱点になります。水分が気泡まで到達してしまうと、ヒビ割れなどの問題に発展することがあります。ALCパネルはあくまで建材ですから、上から塗装して保護すれば、このデメリットはカバーすることが可能です。また、ALCパネルは、サイディング同様、つなぎ目部分はシーリング材により確実に埋めないと、水分が建物内に侵入してしまう可能性があります。

ALCパネルの劣化症状いろいろ

ALCパネルのほぼ唯一の弱点は、防水性能です。そのため、日頃から外壁の状態をチェックして、異常を発見したら、できるだけ速やかに対処することが大切です。以下のような異常が見られたら、状況により塗装業者に調査を依頼しましょう。

ヘアークラック

幅が0.3mmに満たない、極小のヒビ割れのことをヘアークラックと呼びます。乾燥や経年劣化により発生します。表面だけがひび割れているようであれば、大きな問題ではありません。

構造クラック

幅が0.3mm以上あり、深さも5mm以上あるクラックは、構造クラックの可能性が高いクラックです。構造クラックは、建物の強度に影響する危険なクラックなので、速やかに修復する必要があります。災害の影響で発生することが多いのですが、施工ミスが原因で構造クラックが発生することもあります。まずは業者に調査を依頼しましょう。

目地のシーリングの劣化

ALCパネルの目地部分はシーリング材を充填して埋めますが、経年によりこのシーリングも劣化が進みます。ALCパネルよりも、どちらかというとシーリングのほうが劣化が早いので、ヒビ割れなどの劣化が見られたら、業者に相談してシーリングの打ち替え、打ち増しを検討しましょう。

タイルの異常

ALCパネルの上にタイルを張っている住宅もあります。このような住宅では、施工の問題(モルタル不足など)により、タイルが剥がれ落ちてしまったり、浮き上がってしまったりすることがあります。このような場合、さらに症状が悪化してしまう可能性があるので、速やかに業者に調査を依頼しましょう。

まとめ

ALCパネルは軽く、丈夫で耐火性も備える機能的な外壁材です。ただし、防水性能に弱さがあるため、塗装でしっかり保護してあげる必要があります。

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